ハイブリッドカー②

こんにちは。
前回からハイブリッドカーのお話を書いています。
プリウスPHVに関して、試乗前に色々と調べてみました。
バッテリーが空になっても(厳密には空っけつにはなりません)ある程度なら走行中に充電してEV走行へ復帰できることがあります。
モード選択で、強制的にEV走行させるEVモードと通常のHV走行をさせるHVモードの切り替えができるのですが、EVモードの状態だと回生が強く働くそうです。
要は減速のエネルギーを使って駆動用バッテリーに通常より多めの充電が可能ということです。
減速のエネルギーを蓄え続けるには長い下り坂が必要。
その時にEVモードにできるバッテリー残量が必要。
これで回生量を上げてEV走行距離を伸ばすことができます。
ちょうど通勤経路に2㎞ほどの坂道があるのでテストしました。
坂道を登るときには負荷が多く、EV走行には不向きなのでHVモードで。
これでバッテリーの節約ができます。
ガソリンは使いますが、カーブなどで減速の際には回生による充電がわずかながらできます。
下るときはEVモードに変えて走行。
約2㎞の坂道を下るときの回生で2㎞EV走行ができるだけの電力が回復しました。
とまぁ、こんなことばかりやって2週間過ごしていたので受け取り時に満充電で巡航距離14.5㎞と表示されていたEVのメーターを返却時には27㎞表示まで伸ばしました。
と、、、ここで訂正があります。
『満充電で27㎞走れる』と書いてきましたが、正式なメーカー発表値は『26.4㎞』です。
写真などで記録を撮るのを忘れたのですが、カタログ値を超える表示が返却日の朝に出ていました。
何でもそうなんですが、表示されているから実際にその距離を走れるわけではありません。
今のペースで変わらず走り続けられればそれに近い数字になるというだけ。
例えば走り始めて信号に捕まり続けてストップ&ゴーを繰り返せばどんどん減っていきます。
スマホのバッテリー残量も同じだと思います。
朝、充電が終わって『3日』と表示されていても使い始めたらどんどん減っていきます。
充電するときって寝る前とかが多いので『使い倒す!!』というより『待機気味』になると思います。
そのようなペースでの『3日』であってWebとかLINEとかバリバリに使っての『3日』ではありません。
プリウスPHVについて
 充電したのに表示が17㎞。これはおかしい。不具合だ!!リコールにならないの?
 対応悪い。買い替えだ!!
などのクチコミを目にすることがありました。
オーナーの普段使いを学習して、この走り方・使い方だと○○㎞だよ。
と言っているにすぎません。
どんなに機械が優秀でも使い手によりけり。
エコカーに乗っていてエコを意識しているか否か。
そこが問題です。
気のせいかもしれませんが、高速道路を走っているときに追い越し車線にずっといる明らかな速度オーバーの車ってエコカーが多いようなイメージがありませんか?
エコカーで燃費がいいからちょっと飛ばしても他の車と同じくらいの燃費になるだけ。
そう言って走っているような気がしてなりません。
ハイブリッドカー③へ続く(たぶん)

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